見立て
日本語。綺麗ですよね。
日本らしい言葉だと思います。
見立て。みたてる
イメージすること。
すべては説明してはいけなくて、
足りないところは、受け手にゆだねる。補ってもらう。
たとえば盆栽。
そこに森も、自然万物も、宇宙まで感じることができる、そうです。
たとえば枯山水。
岩を山に、見立て、
水がないところに水の流れを感じさせる。
たとえば庭園、茶室の小窓。。。
・・・などなど、様々、あります。
すべてを説明してはいけない。
あえて、隠すといいますか。。。
正面切ってはっきり言わないことを良しとする、
日本人の性質?とでもいうものが、ここにもあります。
最近の、何でも“見える化”しているのとは、真逆。
わからない人は、わかってくれなくていい、っていう
ある意味いさぎよいといいますか。。。
なんでわかってくれないの~!とやきもきすることもなく。
そして、あるもので、ないものを表現する。
そこにないものに思いをはせる。
ちょっと切ない気もしますが、すごい空想、発想、妄想?力ですよね。
見立てる。
生活の中にもまだまだありそうですね。
部屋にも、取り入れることができそうです。