
曜変天目 これも経緯。
ちょっと前になりますが。
以前より気になっていた国宝、曜変天目を見に行ってきました。
静嘉堂文庫美術館、です。
曜変天目、とてもきれいな器で、
テレビや画面では何度も見たことはあったのですが、
実物を、生で、どーーーぉしても見てみたくて。
何せ、世界でも現存するのは日本にある3つのみ、
12~13世紀南宋?北宋?時代のものだそうですが、
その作り方も、本場中国ではもう残っていないそうで。
夕方、閉館まで1~2時間という頃に予約して行ったのですが、
…まあ、混んでいて。
予約しても列に並ぶのか~、とちょっと残念な気もしたのですが、
前知識もあまりないし、せっかくなので
イヤホンガイドを聞きながらゆっくり回ろうと思い、
誰も並んでいなかったイヤホンガイドの受付へ。
すると、受付のお姐様が、
「あんなに並んでいるけど、時間ないしどこから見ても同じだから
最後にある陽変天目から見た方がいいわよ!
曜変天目はあそこを入って左に行って右の奥にあるから!」
と、聞いてもいないのに(笑)、とても有力な情報を教えていただきまして。
列を横目に一番最後の部屋から入り
(どの部屋へも順不同で自由に入れるようになっていました)
曜変天目の列にすぐに並んで、無事ご対面!
立ち止まらず少しずつ進みながら見るようになっており、
人が少なかったので、2回並んで(笑)
じっくりと見ることができました。
感想としては…思ったより小さくて(笑)拍子抜けしたのと、
光の当たり方によって様々な色彩を放っていて、本当に美しかったです✨✨
大昔の技術で、よくぞ作ったな~と。
にしても小っちゃ。笑
残りの時間はゆっくりと、逆順に見て、
イヤホンガイドも聞きつつ、回り。
展示の方法も、こんな風に留めるのね、とか
キャプションに、学芸員さん?の一言コメント?売り文句?を見つけて
それをたどって見たり、
建物もとても素敵で天井を見上げてぼーっとしたり、
ミュージアムショップで、曜変天目の原寸大のぬいぐるみ(!)を
手に取ってその大きさを確認したり、
かなり満喫して、帰ってきました。
普段はあまりしないのですが、
今回はイヤホンガイドを借りようという感動をくださり、
その受付の方を通して、一番いい方法を教えてくださり、
これを偶然と思う人もいるかもしれませんが、
私は、
神様・聖霊様が、感動を与えて、人を通して働かれた、
と、思います。
何故なら、行く前に、ゆっくりじっくり見れるように
お祈りしてから行きましたから——。
弾丸ではありましたが、目的達成して大満足な
たくさん感謝した一日でした。^^
正面のボードの●部分2か所は、顔をはめられるようになってました…私はしませんけど。
