先生との。 ~日本語。

先生との経緯、思い出をいくつか。
これも、ドイツでご一緒させていただいた時のことです。

1か月後?には日本巡回が…、という予定があることを
私はよくわかっていなかったのですが(笑)、
そんな、ある日。

「日本語教えて」
と。

「会いたかった」
「愛してる」
からはじまって、「神様」とか、簡単なあいさつを、
対語表のようなものを二人でつくってお渡ししました。

そして、その次には
「歌詞を教えて」
と。

「御旨咲く摂理史」の歌詞を、
先生はA4用紙に一文字ずつ、
「미(み)」「무(む)」「네(ね)」「사(さ)」「쿠(く)」・・・
…と書き始められました。

途中、1枚の紙に収まらなくなると、
新しい紙に、また最初から、
「미」「무」「네」…
と書き直されて。
それを、何度も何度も繰り返して。

4回目か5回目か、ようやく出来上がった紙を
先生は大事そうに折って胸ポケットにしまい、
部屋に戻られました。

…のもつかの間。
今度は「歌って」と、
その手には録音機材が。
(わかります?MDって。それにピンマイクも一緒に。)

そして録音が終わると満足そうに部屋に戻られたのでした。
(その後は戻ってきませんでした。笑)


そして数日後の主日。


「今日は先生が特別賛美を歌います」
とおっしゃり。
もちろん曲は、日本語で「御旨咲く摂理史」!

どうやらずっとみんなの前でも練習されていたようで、
一緒にいた他の韓国の人たちも日本語で歌い、
大合唱になったのでした…。
(そして、しばらく日本語ブームに。笑)

そしてそして、8月。
日本巡回で、みんなの前で披露されました。


先生が、
どれだけみんなのことを
喜ばせようと、楽しませようと
考えてくださっているか。
忙しい中時間を割いて
準備して、努力もされているのか。

そんな先生の姿、神様、イエス様の思いを
少しでも感じていただけたらうれしいです。

 

(みんなを楽しませるエピソードはもう一つ。
また今度に。)

先生との。 ~ボート。

先生との経緯、思い出、を。

ドイツでのこと。
夏。
避暑地でもある森の中の、池?湖?で。

水着も借りて仕込んで、みんなで歩いて向かい。
到着すると、皆を順番に、ボートに乗せてくださいました。
それはもう速くて。笑
向こう岸で降ろされ、置いてきぼりにされたりとか。笑

そして日本人の番。
私ともう一人を乗せて向こう岸まで行き、そのまま戻ってくる途中、
真ん中くらいまで来たところで。

ここから泳いで戻りなさい というようなことをおっしゃられ。

一緒に乗っていた彼女は、すぐに、素直にそこから泳いでいき。
私は、というと、
正直、枯葉が浮いて少し濁っているこの中に入るのか…
というためらいも大いにあり、もじもじしつつ、恐る恐る水に入り。

そこでふと。
このまま泳いで戻ってもつまらないのでは?
という考えがよぎり…

先生一人残るボートの、先端についていたロープを
引っ張りながら、岸へと泳ぎだしたのでした。

今思えば、先生は、2人を泳がせ、自分はボートで2人を追い越して…
なんていう競争をしたかったのかもしれません。(^^;

しかし、ロープを、先生を乗せたボートを引っ張っていくのを
キャッキャと笑ってとても喜んでくださっていました。(…と、私には見えました。笑)
まあ、スピードは遅かったですけどね。

でも、「先に愛しなさい」とおっしゃるので
先に仕掛けたもの勝ち?
ということで(笑)、喜んでいただけたのではないかと、
今では思っております。

その後、先生もみんなと一緒に泳がれ、
途中、岸近くに浮いていた枯葉を取り除く清掃をなさっていました。


夏、ボート、というと今でも思い出す経緯です。

先生との。 ~モギ。

先生との経緯、思い出を。

夏。
今年は暑すぎて、お目に?お耳に?かかる機会が少ない気がするのですが、
耳障りな、あの、羽音…。
モギって、蚊、です。

ドイツでのこと。
ある日、先生の住んでいらした家のリビングで、あの羽音がして。
なかなかその姿は見つけられず、捕まえられずにいました。

さて、先生はどうされたでしょう?

命を愛する先生
優しい先生
厳しい先生
お茶目な先生
強い先生
…。

正解は……

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先生との。 ~あげパン。

感謝する日で思い出した、先生との経緯をひとつ。

ドイツにいらっしゃる時に、私の誕生日を迎えて。

私から直接、明日誕生日なんです、とはお伝えしていなかったのですが、
どうやら弟さんどちらか経由で先生の耳に入ったらしく。

その日、日曜日で、書斎で礼拝をささげた後、みんなで車で
観光に連れて行ってくださいました。

その時に。
誕生日だから、と先生の車に同乗させていただきまして。
先生は後ろ、私は助手席に乗せていただきました。

韓国語ができたならいろいろ会話もしたのかもしれませんが、
緊張もあり、ほぼほぼ何も話せずで…
ただ、同乗させてくださっただけで舞い上がっていました。笑

途中、ここがいい撮影スポットだ、と言っては車を止めて、
みんなで並んで記念撮影をしたり、して。

そして、ヴィ―ス教会でのこと。
教会の前にあげパン屋さんがあり、人数分買ってくださり
一人一人に配ってくださいました。
あの、むかーし給食で食べたような、グラニュー糖をまぶした、あげパン。
形はひねってなくて、丸かったんですけどね。
で、人数を数えたはずが、ひとつ余ってしまい。

すると先生は、誕生日だから、と私にもうひとつくださったのでした。笑

ドイツで、少人数で過ごされているといっても、なんだかんだで
10~20名は同行している中で、一人の誕生日を覚えて気にしてくださったこと、
そして、なぜかこの時にひとつ余分に買ってしまったあげパン…

どれにしても、私にとっていっそう感謝でいっぱいな日となったのでした。