いきさつ

先生との。 ~いちご。

先生との思い出、経緯を。
先生というのは、キリスト教福音宣教会の総裁、鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師のことです。

ドイツでのお話です。

ある日曜日、先生の書斎で主日を守った後、
先生はベトナム戦争の執筆をされていました。

そこに、弟のヨンソクさんが、箱に山盛りになったいちごを持ってきて

先生の目の前にどんっと置き、何やら話をされて。

急遽、みんなでお出かけとなりました。

そして向かったのが、一面のいちご畑!
(さすがドイツ!スケールが違います。笑)
そこで、10個入りの卵パックくらいの大きさの箱をひとり1箱渡されて
いちご狩りが始まりました。

みんな我先に!と、各々好きなところでいちごを採り始めたのですが、
ここは日本人。先生にくっついて、先生の傍で見ていたり採ってみたりして。

先生はしばらくすると、採るコツをつかんだらしく、

「表に見えるいちごじゃなくて
葉っぱの裏に隠れているものがいいんだ」

とおっしゃり、黙々と採り続けて。

途中、通り雨が降ってきたので、みんなは一目散に屋根のある小屋へ避難しましたが、
ここも日本人。先生が続けていちごを採っていらっしゃるので
先生にくっついて、避難することなく傍で見ていたり採ったりしていて。笑

そのうち、ふと遠くを見回し、
遠くの方で採っているを見つけ、その人の背中をめがけていちごをぽーいっと。
もちろん命中。笑
その人は突然何事か⁈ときょろきょろ。
それを見てみんなで大笑い。

そしてまた黙々と採り続けて。

そのうち、こちらを見て、
手でちょいちょいと呼ばれたので行ってみると、
先生の山盛りになった箱と、私のほぼ空の箱と、交換。

そしてまた黙々と採り始め、
山盛りになると、また、別の人の箱と、交換。

最後には、山盛りの箱を手にご満悦な笑顔で
いちご畑をバックに記念撮影。
そして一路、帰宅の途につきました。

後から聞いた話ですが、
いちご狩りの道中、ずっと原稿を手に執筆をされていたそうです。

時間がない、忙しい、それでも、みんなを楽しませようと、
そしてご自身も楽しむ
そんな先生の姿でした。

 

余談ですが。
それからしばらく、家中いちごの香りが充満し、
山盛りいちご二箱分の、半分以上はジャムにして
すべて美味しくいただきました。笑

コメント

こぐま
2024年10月17日 @ 12:10

いつも拝見しています!先生との経緯をこんなにも書ける方って草創期の方や限られた方しかいないと思います。
だからこそ、先生の自然なリアルな姿、人格、品性を感じられて、先生がどこまでも霊で共にされてるイエス様と同じ心情で行われていることを悟るしかありません。証の力が大きいことを改めて痛感しました!
感謝です!



里幸
2024年10月18日 @ 15:05

こぐまさま
ご覧いただきありがとうございます。
これを通して、「このようにこうだ」と、「先生のように自分も」行ないながら、こぐまさんも先生との経緯をたくさんつくっていっていただけたら嬉しいです。



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