いきさつ

先生との。 ~サイン。

先生との経緯を。
先生というのは、キリスト教福音宣教会の総裁、鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師のことです。
詳しくお知りになりたい方はバナーのHPをご覧ください。

私がドイツに着いたばかりの頃、最近の先生のエピソードとして聞いた話です。

先生が、何やら紙にサインを書いていらっしゃり。
何枚か。いや、何枚も。

先生はふと、
「これをもらった人は、先生がさらっと一枚書いて送った、と思っているんだよね」
と、おっしゃっていたそうです。

どうも、月明洞で行われる青年部の夏の修養会のサインがほしい
と連絡があったらしく。
先生は神様に何度もお祈りしてテーマをもらい、
それをA4用紙に筆ペンで、何回か、何枚か、何パターンか、書かれて。
その中でいちばんいいものを、FAXで、送ったそうです。
(当時。当然スマホなんてなく、PCでメールはできましたが、家で手軽に画像データにする手段がない時代でした。)


その過程を見ていない、知らない人からすると、
ただ先生が書いて送ってくださった、となるのかもしれません。
でも。

 先生だから何でもできる
 先生だからすぐできる
 先生だから特別———

なんて、そんなことはなくて。
それは、先生の子どもの頃の話や今までの御言葉やいろいろな人の証を聞いても、
出てきてはいると思うのですが。

姿を見ても、一緒に作業をしたとしても、一緒に過ごしていたとしても、
そこまで推し量ることって難しいんだな、と、
心情を悟る、思い量る、慮ることが、どれだけできていたのかな、と、
そして、
今まで自分がわかったと思っていたことは、どれくらい合っていたのかな、と、
いろいろと、いろいろと、
考えさせられる出来事でした。

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赤い鳥

2024年11月7日