先生との。 ~顔をクシャ。
また、先生とのいきさつ、思い出など。
先生、というのは、キリスト教福音宣教会の総裁でいらっしゃる、
チョンミョンソク先生です。
詳しくお知りになりたい方はバナーのHPを見ていただければ。
ある時、月明洞で。
月明洞へはまだ数回しか行ったことがなかった頃、
先生が洞窟を掘り進めているところに案内してくださいました。
(というか、たぶん日課の作業の点検について行った体。笑)
今の、薬水の右手にある洞窟です。
湿度の高い、じっとりとした、そして外気より涼しい?洞窟の中で。
通路には数メートルおきに釘が打ちつけられ、
電線と、針金でできたカバー付きの裸電球が掛けられ、洞窟内をもわっと明るく照らしていました。
その中の、奥の方の、ちょっと横にそれた空間で、
先生は掘る様子を見せてくださいました。
岩の種類までは分かりませんが、岩壁には細かく亀裂が入っていて、
その亀裂のところにタガネを当て、ハンマーで叩くと、
大きく、小さく、崩れ落ちていくのですが…
その時、先生はこちらを向き、目をぎゅっとつぶり顔をクシャっとさせて
破片が飛ぶのを避ける仕草を見せてくれたのでした。
言葉の通じない私たちにも分かるように。
そのわざとらしさまでもどこか可愛らしくて可笑しくて。
私が初めて、お茶目だなぁ、と思った瞬間でした。
まぁ実際、本気でハンマーで叩くと結構破片が飛んでくるので、
ほんとに危ないんですけどね。^^;
そしてその後、通路の岩壁に釘1本打ち付けて、
弛んでいた電線を引っかけて。
何事もなかったかのように進んでいかれたのでした。
そんなところも、指示するのではなく自ら自然に行われる姿を目の当たりにして、
また様々な衝撃が走ったのを、
今も、憶えています。