先生との経緯で。
これもドイツでのお話しです。
ある日曜日、いつも散策されている森の中で主日を守った後。
前日夜につくったキムパプをみんなで食べ、
写真撮影してから移動してグラウンド(というか牧草地)へ。
まずはサッカーユニフォーム姿になった先生の写真撮影会から始まって(笑)、
足を長く見せる方法(!)などポージングの話をしつつ、
私たちにもポーズをつけてくださり撮影し…という流れが一通り終わった後、
先生はかなりの距離のロングシュート練習を始めました。
私は写真を撮りまくっていたのですが、まあ、「写ル〇です」では限界が。(^^;
それでもボールを蹴る瞬間をとらえたくて、何枚も撮り続けていました。
先生はそのうち、正面にとばすだけでなく、左右に大きく蹴り分けはじめて。
そのボールの先には、男性が2~3人立っていて、
来たボールをキャッチしてこちらへ蹴り返していたのですが…
左右に振られて…
ボールを追いかけ、全速力で文字通りに右往左往…
その男性の中で、走る姿勢がとても個性的な人がいて、
(上半身を起こしたまま、エッホ、エッホ、というように…)
先生は面白がって、あえて極端に右や左へ…
大笑いしながら、でも正確に、ボールを蹴っていらっしゃったのでした。笑
後日。
私は日本に帰ってから、その時に撮った写真を見せながら、
何度か話してまわったのですが、
ある時その中にサッカー経験者がいて。
その彼は写真をよーく見ていて、
先生は右足、左足、両方で蹴っている、
と教えてくれました。
よくよく見ると、たしかに、右足で蹴っている写真、左足で蹴っている写真、
両方、ありました。
私はそこまで意識せず、ただひたすら撮りまくっていただけだったので
写真を見ても言われるまでまーったく気付かず💧
さすがサッカー経験者、専門家は観点が違うんだな~と。
同じものを見ても、わかる人にはわかる、わからない人はわからない。
聖書でいう、読者よ悟れ、という感じでしょうか…笑
そういうことが、きっと他にもたくさんあるんだろうなと気付かされました。
そして、今まで見てきたことの中にも、まだまだ気付いていないこと、
見落としていること、まだ悟れていないこと、
与えてくださってるのに受け取れていないこと、等々
たくさんあるのでしょう。
神様にも先生にも、もどかしい思いをさせてしまっているのかも、しれません。。。
過去いただいたもの・ことを忘れるな、とおっしゃいますが
こういうこともあるのかもしれません。
そして。
その次からは、見せて回る時には、
先生が両方の足で蹴っている、と
話してあげるようになったのでした——。笑

