先生との。 ~ボート。
先生との経緯、思い出、を。
ドイツでのこと。
夏。
避暑地でもある森の中の、池?湖?で。
水着も借りて仕込んで、みんなで歩いて向かい。
到着すると、皆を順番に、ボートに乗せてくださいました。
それはもう速くて。笑
向こう岸で降ろされ、置いてきぼりにされたりとか。笑
そして日本人の番。
私ともう一人を乗せて向こう岸まで行き、そのまま戻ってくる途中、
真ん中くらいまで来たところで。
ここから泳いで戻りなさい というようなことをおっしゃられ。
一緒に乗っていた彼女は、すぐに、素直にそこから泳いでいき。
私は、というと、
正直、枯葉が浮いて少し濁っているこの中に入るのか…
というためらいも大いにあり、もじもじしつつ、恐る恐る水に入り。
そこでふと。
このまま泳いで戻ってもつまらないのでは?
という考えがよぎり…
先生一人残るボートの、先端についていたロープを
引っ張りながら、岸へと泳ぎだしたのでした。
今思えば、先生は、2人を泳がせ、自分はボートで2人を追い越して…
なんていう競争をしたかったのかもしれません。(^^;
しかし、ロープを、先生を乗せたボートを引っ張っていくのを
キャッキャと笑ってとても喜んでくださっていました。(…と、私には見えました。笑)
まあ、スピードは遅かったですけどね。
でも、「先に愛しなさい」とおっしゃるので
先に仕掛けたもの勝ち?
ということで(笑)、喜んでいただけたのではないかと、
今では思っております。
その後、先生もみんなと一緒に泳がれ、
途中、岸近くに浮いていた枯葉を取り除く清掃をなさっていました。
夏、ボート、というと今でも思い出す経緯です。